Memo

遊星・アキ
何度でも受け止めてやる!

いつの間にやら久しぶりの更新になってしまいました。
申し訳ありません・・・・

遊戯王5D’sが見たい。見たいな!!!!と、つい先日思って、そのまま勢いでDXDBOXを2つ買いました。勢いで、買いました()
直感に従いすぎなんだけど、見てホントによかったです。
今の自分にとても合う内容でした。

※ これから書く内容は全てカードゲームアニメ・遊戯王5D’sの内容です。

遊戯王5D’sのシナリオテーマは「差別」の悲しみと、「絆」という仲間を大事にするというテーマになります。
差別を扱うってだけでだいぶ重圧な世界観になってます。
貧困層が住む「サテライト」と上層階級が住む「ネオドミノシティ」に分かれています。
主人公の遊星は、貧しいサテライトに住んでいる。
その生い立ちからか、「権力」や「ごみくず扱い」をものすごく嫌悪します。
仲間だけでなく、苦しむ人の為なら自分が犠牲になるのも平気なくらい優しい人です。

(仲間が追いかけられたら自分が代わりに追われる)
(仲間と大事にしたカード奪われたから、取り返す為に平気で不法侵入する)
とかとか

いろいろ言ってるけど、とにかく自分の正義に忠実だけども仲間や弱者には底なしの優しさを出せる主人公です。
遊星はそういう人。
無口で冷静なキャラなのに、仲間との絆についてピュアに語ったり、デュエルの時は熱くなったりと、心の中はとっても温かい。
ぶっきらぼうな見た目に反してピュアすぎるんです。
遊星は普通の人が忘れてしまう仲間との絆を絶対に捨てない。
そんな遊星の話に折れる人の多い事・・・・それで遊星の周りには人が増えていきます。
遊星を裏切って一人でシティに行ったライバル、ジャックでさえも、遊星はジャックの事を仲間だと言って、盗んだDホイールやカードの事は攻めない。
異常なほどまで仲間を大事にしてます。
これはホント遊星の生い立ち見ると、どうしてそこまで優しくなれるのか分かるんですよね。
ぜひ本編で見てほしい・・・リアタイ放送の時すごく泣きました・・・・

追記で今回の絵について。
↓↓↓

絵に描いたのは左は「十六夜アキ」というヒロインキャラで、右は遊星です。

アキちゃんはサイコデュエリストという、デュエルで発生した攻撃がリアルの世界で物理ダメージとして実際に起こせてしまう能力をもった人です。
今までの遊戯王でよくあるものでした0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_
その異端的な能力のせいで、世間からは「魔女」と罵声を浴びせられ続けて生きてきました。
テーマである「差別」の、遊星とはまた別の形。
こんな事されたら傷付かないはずがないんです。
心に深い傷を負っていて、もう本人だけではどうしようもないとこまで来ていました。
破壊を楽しむことでしか、自分を保てないのです。

遊星はアキちゃんと大会で当たりますが、そのデュエルでアキちゃんの心を知りました。
ほんとうに苦しんでる事を直感的に遊星は感じ取ったんだろうなって思います。
サイコデュエリストの力で、デュエルを続ければ実際にダメージが現実に残り、自分も死ぬかもしれない。
それなのに、全部受け止めてやると言える遊星が、ほんとカッコイイ。

涙を流したアキちゃんの顔みて、とても悲しそうな顔をする遊星がたまらんです。
アキちゃんも、どうしたらいいのか分からなくなっちゃって、「たすけて」って言いかけるシーンが悲しすぎる。
この言葉を引き出せた遊星すごいですよ。
心の奥底では救いを求めてるけど、周りが怖い、信用できてないから言えない気持ち、なんとなくわかるので、言わせるって結構ほんとうにすごい事なんですよ。
これは当時学生だった自分には感じ取れなかった事だと思います・・・

ここまで親身になれるのも、遊星は自分が弱い事を自分で分かってるからこそだと思います。
完璧人間に見えても、行動原理はみんな仲間の為。
自分の為だけだったら、きっと勇気は湧いてこないんだと思います。
遊星が抱えている闇は、仲間が自分を大事にしてくれてるから抑え込まれてます。
その恩返しをきっと遊星はしてるだけなんです。
でも、その遊星自身の闇は誰にも吐き出していないのです。
そんな自分のように吐き出せない苦しみを背負っているアキちゃんを見て、悲しかったんでしょう。
ほんと・・・
軽々しく言い過ぎちゃいけないけど、すごいイケメンですわ!!!!!!!!

遊星「自分を愛するんだ!」
アキ「できないから苦しんでるんじゃないか!!!」

このやりとりで涙出ちゃったのに、その後の遊星の
「何度でも受けめてやる!全部吐き出せ!お前の悲しみを!」
でぶわってなって涙腺崩壊してに顔面酷い事になってしまいました。
自分を愛せない苦しみは私も経験してるし、今もなりかけるし、アキちゃんの叫びが自分にも響く。
アキちゃんとは境遇は違うけど、周りが全て敵に見える苦しさはとてもわかるんだ。
だからこそ遊星の言葉が自分にも刺さってて、ほんとやばいです・・・・

生きづらさを感じている人にぜひ見てほしいアニメです。
生きづらいって事は、自分を好きになれてないって事だと思うのです・・・
ほんと・・・DVDあつめよ・・・・