兄妹に絶対いいから!って連れてかれて、映画館に行ってみてきました。「君の名は。」
感想を率直に言うと、「良かった!」です。
自分はほとんど前情報なしで見ました。
ネタバレもそのうち見るかもしれないと思ってたし見るの控えてたし、そこまで興味がなかったのもあって、ネタバレ見ていたとしても全く覚えてなかったです。笑
唯一あんまり聞かない方がよかった言葉としては、「泣ける!」ですね。
そういった作品はたしかに泣ける要素あるとは思うんだけど、構えちゃうんですよ。
でも自分が泣いてしまう作品てのはわりとどういうものか決まっていて、そういうものを無意識に期待してしまうんですね。
わりと期待通りの物語の流れだったんですが、「泣ける」というのを聞いてしまったために、これ以上の要素がまだあるのかって、やっぱり勝手に期待しちゃってるのかもしれなかったです。
それに万人受けしている作品でもありますので、途中から直感で、あっこれは救われる明るい映画なんだなってフィルターかけてしまってました。
たぶん頑張っても三葉ちゃんの命は救われなくて、それ以外の部分で救われたら泣いてたと思う。
(もっと理不尽なストーリーに慣れてしまった人の末路)
アナ雪の時もこんな感じだったな・・・
まぁそれはいいんですよ!
そういった自分の考えを考慮しても本当に映画は良かったです。
時間軸がずれてる系の物語なので、やっぱり何度も見たくなります。絶対に新しい発見がある。
前情報なしなので何とも言えないんですけど、思ってたよりもけっこう神秘的なお話で惹かれました。
神社の事や彗星の事故、けっこう、おおおっと思いました。(語彙力皆無)
神社の子が代々こういう入れ替わりの夢を見てきたってのは、本当にやっぱり彗星の事故の回避のためなんだろか。
おばあちゃんの話好きだなぁ。
あ、瀧くんがひたすらかわいかったです。入れ替わってても入れ替わってなくてもかわいかった。
未来人として助けるって形になったけど、既に探してる人が亡くなってたって相当悲しいだろうなぁ。
怖いってのはその後に来ると思う。あんだけやり取りしたんだもの・・・
日記が文字化けして消えてくの超ぞくっとした。好きな描写です。(ホラー耐性)
ご神体のお酒飲んで片割れ時に会えたのはめっちゃ神秘的で良かったなぁ。亡くなってる人のもので、しかも神様のものだから、ちょい怖かったけど。
三葉ちゃんもめちゃかわいかった。紐で髪結ぶのマネしたいけどあんなキレイにできんわ。
彗星が落ちて自分だけじゃなくみんなもしんでしまうって「分かる」ってめっちゃ怖いし、信じてもくれない人が多くてかわいそうだなって思った・・・
瀧くんが動いてくれなかったらあのまま、あの歴史のまま進んでたんだろう。
三葉ちゃんが瀧くんに対しても、周りのみんなに対しても必死だから、動けたんだろう。あんな勇気自分にはない・・・
ほんとに軽いけれどこんな感じの感想です。もう一度見ないとほんとまだ分かんないや・・・
わりと王道的で見やすい、良い作品だと思います。
良いんだけど、やっぱり私の好みの作風からはちょっと外れちゃいますね。苦笑
まぁこういう感想から分かる通り、私は人物がどうのこうのよりは、もしかしたらそういう超常現象の神秘性の方に惹かれたのかも。あんまり感情移入とかしてなかったかもです。
これ以上の感想を見つけるなら数回見るしかないです。ほんとぼーっと見てましたし・・・。
現在進行形の有名作品の感想なんてほとんど書いた事ないから無駄に緊張してますあわわ。
見て損するような作品でないのは確かなので、見れるようならぜひ見てほしいと思います!